20XX年、地球に二体の宇宙人が訪れた。
彼らはある程度の知能を持った異星人に頭脳戦を仕掛け、勝ったらその星を滅ぼしてしまうという。
地球人に課された種目は…『将棋』。
彼等二体と勝負し、一勝するか二試合とも引き分けに持ち込めば彼らは大人しく帰っていくという。
地球人にはハンデとして、試合場所や時間、先手・後手などを選ぶ権利が与えられたが、それでも百戦錬磨の彼等には勝てそうにない。
しかし、地球人は1週間に及ぶ激闘の末、彼らを撃退することに成功したという。
圧倒的実力差がありながら、どうして追い返すことが出来たんだろう?
※解説公開予定 8/17 23:59~
転載元: 「【サクッとウミガメ】負けるが勝ち」 作者: jacky7s (Cindy) URL: https://www.cindythink.com/puzzle/2037
地球人は同時刻・他会場で試合を行い、片方では先手、片方では後手になるように試合を行った。
・先手:宇宙人A 後手:地球人A
・先手:地球人B 後手:宇宙人B
の2試合があるとすると
①まず宇宙人Aが先手を打ち、それを通信で確認した地球人Bが同じ手で先手を指す。
②宇宙人Bが返した手を、そのまま地球人Aが宇宙人Aに指す。
これを繰り返すと、結果的には宇宙人AとBの戦いになり、片方が勝てば片方は負けることになる。
地球人はこの方法で、宇宙人を撃退することに成功したのだ。