川沿いの桜並木の下を歩いていたカメコは、桜の花が木々の隙間を埋め尽くすほど満開に咲いていたため、がっかりした。
もしも愛するカメオがそばにいればそんなこともなかったのだが、一緒に桜を見たかった訳ではないとしたら、いったいなぜだろうか?
転載元: 「ひとりぼっちの桜並木」 作者: エルナト (Cindy) URL: https://www.cindythink.com/puzzle/1929
カメオと電話しながら夜の桜並木の下を歩いていたカメコ。
「今日も、月が綺麗だね」
カメオのその台詞に、ふと空を見上げたカメコ。
しかし、満開の桜の花が邪魔をして、月を見ることができなかったのでがっかりしたのである。