さて、前回、前々回と皆様に挑戦状を叩きつけ惨敗してしまったエルナトですが、
皆様に今度こそ勝利すべく新たな挑戦状を持ってやって参りました。
その名も「都道府県ランキング当て」です。
***ルール概要***
今回の問題の基本は
「ある都道府県ランキングが何のランキングを示すか当ててください」というものです。
但し、そのランキング表そのものも皆様に当てて頂きます。
例.わかりやすさのため、例えば当てるべきランキングが「日本の都道府県面積ランキング」だと仮定してルール説明を行います。
★前半ルール:ランキング表当て
1.まずは「ランキングのTOP10のうち5県」を当てて頂きます。
そのために、ランキング上位5県を当てずっぽうに予想して回答します。
これに対し、エルナトはその5県の合計順位を回答します。
例.
質問者「北海道、東京都、沖縄県、大阪府、兵庫県」
→面積ランキングでは北海道1位、東京都45位、沖縄県44位、大阪府46位、兵庫県12位なので、
エルナトは「合計順位は148位です」と回答します。
※TOP10以内の都道府県が含まれている場合、良質を付けます。
2.質問を繰り返し、5県全てがTOP10以内となった時、「ランキング表当て(前半)クリア」となります。
クリアとなった時、その時に回答した5県の順位のみを教えます。
例.
質問者「北海道、岩手県、新潟県、秋田県、青森県」
エルナト「前半クリアです! 北海道1位、岩手県2位、新潟県5位、秋田県6位、青森県8位でした!」
3.前半・ランキング表当ての質問回数制限は10回までとします。
10回目の質問までに当てられなかった場合、最後の質問時点で質問した都道府県の順位を教え、強制的に後半に移行します。
4.前半では都道府県5つを書く以外の質問は全て無効とします。
例えば、前半をクリアしていない時点で何のランキングかに関する質問
(例題の場合、面積ランキングであることを当てるまたはそれを尋ねる質問)は全て無効です。
★後半ルール:何のランキングか当て
5.前半の質問を参考に示したランキングが何のランキングであるか当ててください。
例題の場合「都道府県の面積ランキングですか?」を意味する質問が出たら正解とします。
6.質問回数は前半と合わせて25回までとします。
つまり、前半を少ない回数で終わらせれば後半が有利となります。
7.後半は原則、20の扉のルールに準じます。
但し、yes/noで答えられる質問以外に、前半同様に5県を書いて合計順位を尋ねる質問(ルール1や2の例にあるような質問)を許可します。
★総合ルール
8.ルール1や7にある方法以外で順位を尋ねる質問は禁止します。
例.「1位は北海道ですか?」、「東京都は何位ですか?(←そもそもyes/noで答えられない)」は不可です。
9.時間制限は2018年7月14日(土) 22時までとします。
10.時間制限を過ぎるまたは質問回数以内に後半をクリアできなかった場合、私の勝利です。
後半をクリアすれば(前半クリアにかかわらず)皆様の勝利です。
11.なお、当然用知識ですので、前半、後半を通じて検索可とします。
12.その他、ルール上の質問はチャット欄で可とします。
13.快適な問題進行のために、必要に応じてルールを追加・変更する場合があります。
14.検索方法によって微妙にランキングが変わりうる可能性がある(主に年度の違いのため)ため、
都道府県の順位はこちらのサイトのランクングを参考に回答します。
転載元: 「Cindyの皆様に挑戦状3 〜都道府県ランキング当て〜」 作者: エルナト (Cindy) URL: https://www.cindythink.com/puzzle/1810
この問題での重要な思考過程
思考A:前半クリアし5県の順位が分かった時、ルール7を利用してこの5県のうち4県と他の1県を質問することで、合計順位から逆算して別の県の順位を知ることができる。
思考B:思考Aを利用して関西地方が上位を占めていることが分かれば、歴史的な意味合いのあるものが上位ではないかと推察できる
思考C:エルナトが京都人(要知識ですが参加者の誰かは知っているはず)なので京都関係ありそうという邪推(しかし京都が1位ではなかったという点が出題の根幹にあります)
寺院数がこのランキングになることの解説
寺社仏閣が京都に多そうなイメージがある中で、1位が愛知県であるのは織田信長、徳川家康、豊臣秀吉といった戦国時代を代表する武将が愛知県で生まれ活躍したことが影響していたと言います。
(しかし、人口10万人あたりのランキングでは愛知はTOP10にも入らないことから、上記+後述する人口要素が組み合わさっての1位のようです)
2〜5位の関西勢が上位なのは、京都に長らく都があり、仏教が歴史的にも関与していたために必然的に増えたと言えるでしょう。
特に滋賀県では比叡山の延暦寺を中心にお寺が増加した背景があるようです。
また、お寺が葬式など日常の生活に関わるものであるため、当然人口が多い都市部では増加することになります。
8位の新潟県については、同県はなんと神社総数は日本一とのこと。
実は1888年頃には日本で最も人口が多い県は新潟県でした。昔の大都会故の上位ということのようです。
静岡県の9位、三重県の11位は愛知県の影響が及んでいるものと思われます。
また、最下位は沖縄県ですが、元々琉球王国として日本とは別の文化の国であったため、お寺の数がダントツで少ないのも納得できることでしょう
***答え***
https://todo-ran.com/ts/kijis/14362
日本の都道府県別寺院数総数ランキング