鳩はハト目ハト科の鳥の総称である。小さな頭と立派な胸筋の、ずんぐりした体型が特徴だ。
伝書鳩として通信に利用されたり、食用にされたりもする。また、愛つまり平和の象徴であるとされ、親しまれている。童謡で歌われる、形を模した菓子がつくられる、手品でシルクハットから飛び出すなど、鳥の中でも特に身近な存在の1つであると言えよう。
上の文章を読んだ人は、鳩のことをよくわかっていなくても、
と考えるだろう。
【A】にあてはまる言葉を、理由とともに答えよ。
ただし、相談禁止、正解を当てるためのスナイプ質問のみとする。
正解までの質問数が最も少なかった人には、敬意を表して【豆鉄砲のスナイパー】(非公式)の名を勝手に贈ります。
転載元: 「【スナイプ限定】鳩ノ扉」 作者: とかげ (Cindy) URL: https://www.cindythink.com/puzzle/1719
愛=平和ではないので、「愛つまり平和」という表現はおかしい。
「『つまり』は『と』にするべきだ」 と考えるはずなので、【A】に当てはまる言葉は 「はと」 である。
文章の内容については、人それぞれ意見も違うだろうし、鳩に関連する情報が多すぎるので、スナイプ限定質問で絞り混むことができるとは考えにくい。「鳩のことをよくわかっていなくても」とあるので、鳩についての要知識問題でもなさそうだ。
一方、よく文章を読んでみると、 「愛つまり平和」 という表現に違和感を覚えるはずだ。愛=平和ではないので、「つまり」でこの2つの言葉を繋ぐのはおかしい。
ここで、問題文の「つまり【A】にするべきだ」という部分にも「つまり」が使われていることに気づけば、この「つまり」が文章を読んだ上で考えたことをまとめるための「要するに」、「言い換えると」の意味ではなく、文章中にある「つまり」という言葉自体のことである可能性に思い至るだろう。
では「愛つまり平和」の「つまり」を他のものに変えて、違和感のない表現にすることを考えてみよう。
注意すべき点は、問題文に「【A】に当てはまる『言葉』」とあるため、【A】単独で意味のある言葉にすることである。
ここでは多少のヒラメキが必要にはなるが、「愛つまり平和」を 「愛と平和」 と表せば自然であることから、この文章を読んだ人は 「『つまり』は『と』にするべきだ」 と考えるはずだ。この場合、【A】は「はと」ということになり、単独で意味のある言葉ともなる。
タイトルと題材を考えればこれ以上ふさわしい答えはないので、「はと」を導ければこれが正解であると確信できるだろう。
観察力、推理力、そして少しのヒラメキがあれば、一撃スナイプが可能である。
挑戦者 23名中 正解者 14名
5質問:福元術さん、aioneさん
4質問:R145さん
3質問:一寸法師さん
2質問:りんねさん、かしーたさん、オリオンさん、タマ吉さん
そして見事 一撃スナイプ を成功した 【豆鉄砲のスナイパー】 の皆さんはこちら。
おめでとうございました!
そして皆様、たくさんのご参加、ありがとうございました!