目の前に広がる大海原、カメコは1人でそれを眺めていた。
目の前を、一隻の船が通った時、カメコは唐突になき出したという。
一体なぜだろう?
No.6 紅まるさんの問題オマージュっす!
転載元: 「【蝸牛ますか?オマージュ】大後悔時代」 作者: つのめ (Cindy) URL: https://www.cindythink.com/puzzle/1681
答え
セイレーンの力で船の自由を襲うため
or船を沈める、襲う為
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ピンと張った帆に風を受けゆっくりと船が進む。
甲板で真鍮製の単眼鏡を覗いていた船長はこの航海の目的地である街を見つけ、安堵の息を吐き出した。
ふと彼が目線を下げると少し先の岩礁の上に女性の姿が!
単眼鏡を放り捨て慌てて舵を切った船長は船が岩礁に近づくにつれ明らかになる女性の正体に自分が最悪の選択を取ってしまった事に気付くももう遅い。
船はゆっくりと彼女に近づいていく。
船が岩礁の横を通り過ぎる時
(頼む、このままこちらに気付かないでくれ。)と神に祈った船長の蝸牛を彼女の美しい鳴き声が震わせた。
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【セイレーン】
ギリシャ神話に登場する上半身に美しい女性、下半身に大きな鳥(魚とも)を持つ生き物。
美しい鳴き声で船乗りを誘惑し、船を沈めたり、遭難させたり、魅了された相手をカニバったりする(人同士ではないからカニバリズムとは違うかも。)