オラが村には一番の～♪ｱ､ﾖｲｼｮ!美味しいスープがあると言う～♪ｱ､ｿｰﾚ!

来週は明留香野祭り！
県外から人を誘致しする目的で始められた地域復興行事の一つである。

のだが

この祭り、何故だかこの地域(明留香野)一番の郷土料理であるウミガメのスープが出されることがないという。

ウミガメのスープの材料が特別高価なわけでも、仕込みに手間がかかるわけでもない
県外から来る人の中にはウミガメのスープを楽しみにして来ている人だっているのに

一体なぜ？

※お金を支払い1連になったチケット(フランクフルト、五平餅、汁物、お土産。みたいに1枚1枚に商品の名前が書いてあるタイプ)を貰って飲食物と交換するような小さなお祭りを想定しています。

明留香野村にとってウミガメのスープは家庭料理。
各家庭それぞれが自分の家の味付けや具材が一番だと思っているので
もし、祭りでウミガメのスープを出そうものなら、どんな具材を使ったウミガメのスープを出すのかの話し合いが荒れに荒れて村内不和が生まれてしまう。
それを避ける為にウミガメのスープの提供をやめているのだ。

(カレーは鶏もも肉のじゃがいも入り派です。隠し味にかりんとう)