見えないチカラで見通すミライ

ムシムシとした暑い梅雨の平日の朝、バスに乗り遅れないように走っていたカメオが歩き始めたのはバス停に停まっていたバスの行き先がよく見えなかったかららしい。

一体どういう事だろう？

カメオが乗るバスの路線は平日のその時間帯には乗客がほぼいないため
暑い日に雨が降っていても窓がほとんど曇らない。

バス停に止まっているバスは後ろの窓の行き先表示器が見えづらくなるほど窓が曇っていたので、そのバスに多数の乗客が乗っている(=自分が乗るバスじゃない)と気付いたカメオは「まだあわてるような時間じゃない」と走るのをやめたのだ。

ト～リ～ビア～♪
バスのフロントガラスと運転席横のガラスが曇らない理由はデフロスター(デフォッガー)と呼ばれる温風発生機で暖かい風を窓に吹き付けているからなんだとか