ドスを利かせるドス

カメオは、カメコの声が普段より低かったので
少しカメコとの距離が近付いた気がした。
どういうことだろうか。

時は1990年代後半。当時はまだ携帯電話もさほど普及しておらず
ナンバーディスプレイが登場して間もない頃でした。

さて、カメオとカメコは友達未満恋人未満の微妙な間柄。
普段はカメオがカメコの自宅に電話をしたときは
「もしもし～、亀山です～。」といつもより一段高い声色が返ってきていたのですが
今日は「あ、カメオ。どうしたの。」といつもどおりの声色が返ってきました。

この声を聞いたカメオは、ようやくカメコが自分の電話番号を覚えてくれたんだな、と嬉しく思ったのでした。

みなさん、電話口に出るカッチャマの声色が普段より高かった経験ありますよね？