ウミガメ・スープ･ネクロノミコン

『漂流記　～命を救った一杯のスープ～』（ウミノ･カメオ著）を読もうとすると、髪の毛があった。
『おいしいすうぷのつくりかた』（ヤマノ･カメコ著）を読もうとすると、手の爪があった。
何故?

書店にて。
一番上の棚の『う』の欄の本を抜き取ると、その隙間から、向こう側にいる人の髪の毛が見えた。
下の方の棚の『や』の欄の本を抜き取ると、その隙間から、向こう側にいる人の、垂れ下がった手の爪が見えた。