今回用意したのは次の6問です。
<ランダム出題問題>- 鈴木は自分を指差し、次に「高」を指差し、続いて「中」を指差した。最初に指差したのは何?
- 【かんけつ】→【 A 】→【かたみ】である時、Aは「小学校で習う4画の漢字2文字」で表すことができる。Aを特定せよ。
- ぼくがほくほくとうにつくといくつ?
- AとB、CとDは、それぞれ同音異義語であり、「AのC」は「DのB」の材料になり得る。A(またはB)を仮名3文字で示せ。
- 理系のカメオが「ゆう」と言われて連想したキャラクターの名を当てよ。
<最終問題>- 今までの5問の答えで完全な物を作った時に現れる単語を答えよ。
では解説です。
<ランダム出題問題>鈴木は自分を指差し、次に「高」を指差し、続いて「中」を指差した。
最初に指差したのは何?
佐藤鈴木は日本人の苗字を人口が多い順に指差しています。
1位:佐藤 2位:鈴木 3位:高橋 4位:田中 (参考資料:
苗字由来net)
指の位置が「鈴木」自身の苗字だったり、「高橋」の1文字目の「高」だったり、「田中」の2文字目の「中」だったりしていますが、鈴木自身は苗字全体のみを示しているつもり。
「鈴木」の前に指差したのは「佐藤」という苗字でした。
それぞれの名がどこに書かれていたかは不明で、もしかしたら胸の名札やゼッケンだったかもしれないし、名簿などの表だったかもしれないし、そのものズバリの苗字ランキングだったかもしれません。
なぜそんなことをしていたのかもわかりません……「うわー!ウチのチーム、苗字のレア度低いなー!1位の佐藤だろ、オレが鈴木だろ、3位高橋、4位田中……」
【かんけつ】→【 A 】→【かたみ】である時、Aは「小学校で習う4画の漢字2文字」で表すことができる。Aを特定せよ。
かけら(欠片)
漢字熟語しりとりで、【間欠】→【欠片】→【片身】となります。
「欠」は小学4年生、「片」は小学6年生で習う漢字で、共に4画です。
ぼくがほくほくとうにつくといくつ?
9(数当て問題なので「NINE」「ここのつ」など「9」という数を表す言葉ならOK)
「僕が北北東につく」と、どんな数を表すことになるかを当てる問題です。
北北東(NNE)に僕(一人称単数主格なので英語で「I」)がつくので「NINE(9)」になります。
北北東は北(N)と北東(NE)の間なので、N「I」NE……という解釈でも可です。
AとB、CとDは、それぞれ同音異義語であり、「AのC」は「DのB」の材料になり得る。A(またはB)を仮名3文字で示せ。
さかな
「魚の鮭」は「酒の肴」の材料になり得ます。
理系のカメオが「ゆう」と言われて連想したキャラクターの名を当てよ。
ウラン
「ゆう」と「言われて」カメオはアルファベットの「U」を連想し、続いて元素記号Uに相当する「ウラン」を思い浮かべました。
これは、手塚治虫のマンガ・アニメ作品「鉄腕アトム」においては主人公アトムの妹の名になっています。
<最終問題>今までの5問の答えで完全な物を作った時に現れる単語を答えよ。
トケイ(とけい・時計も可)3×3のマスのそれぞれに仮名を1文字ずつ配置し、5問の答えがすべて縦横に読めるようにします。ただし「
9」は「キュウ」ではなく、英語の仮名表記「ナイン」となります。
上のように文字を配置すれば、縦列左から「サトウ」「カケラ」「ナイン」横列上から「サカナ」「トケイ」「ウラン」と読めます。(このように、黒マスも重複文字も無いクロスワードは「完全クロス」と呼ばれることがあります。)
そのうち5問の答えになっていない単語は「トケイ」です。
(文字の配置は縦列を横列にしても同様に成立します。)
この場合、9文字すべてを2回ずつ使って単語が作られているという特性上、6つの答えにおいてすべての文字が2回ずつ使われていることになりますので、5つの答えから1回しか使われていない文字を抜き出して「時計」と答えた方もいらっしゃるかもしれません。
「トケイ」か「ケイト」か迷っても、タイトルを見れば「まあ時計だろう」となるでしょう。
いいのです。正解の手段は問いません。
出題する問題は質問時間の「分を表す数字」によって決めています。
60分を「残りのランダム問題数」で分割し、質問時間が何番目のエリアかによって、残っているうち上から何番目の問題を出題するかを決めるという方式です。
でも、たまに間違えて違う問題を出してしまっています。御容赦ください。
タイトルは「ルービックキューブ」の完成時間でした。
「3×3のマス目」と「時計」からの連想です。