雪が吹き荒れる、人里離れた山荘。ウミガメ大学のミステリー研究会のメンバー5人は、『Mr.X』と名乗る謎の人物の招待を受け、何も知らされずに集まっていた。
しかし、招待状に書いてあった予定時刻を過ぎても『Mr.X』は現れず、しびれを切らした5人は、勝手に乾杯することにした。
それぞれがコップをぶつけ合って口に運ぶ・・・
その時、ミス研随一の頭脳を持つカメオが、部長のコップを押さえ、飲んではいけないと叫んだ。
部長はお盆に乗せられた5つのコップの中から、ランダムに一つ取ったのだ。当然、ほかの4人のコップとの区別はつかない。
カメオは一体、何に気付いたのだろう。
転載元: 「雪の山荘密室殺人事件」 作者: tomo (Cindy) URL: https://www.cindythink.com/puzzle/1246
カメオ「部長、あなたが飲んでしまったら、一体誰が帰りの車を運転するんですか!」
部長「ああ、すまんすまん。うっかりしてた」
唯一運転免許を持っている部長は、ほかの4人を乗せてこの山荘まで来たのだった。
なお、5分ほど遅れて登場した『Mr.X』ことミス研のOBOGの人たちと一緒に、ミステリー談義に盛り上がったという。