今にも暗礁に乗り上げそうな二人の恋。
それは、女が悩み抜いた挙句、危険を承知で選んだ結果だった。
後悔はしていない。
でもこんな危険を冒すことになったのは、二人にある特技があったからというのだが、なぜだろう。
Q6 gattabiancaさんのリサイクルです
転載元: 「【悩みますか?リサイクル】暗礁番号」 作者: 光四 (Cindy) URL: https://www.cindythink.com/puzzle/10107
簡易解説:二人(男と女)は画像メインのSNSが特技でインフルエンサーになるほどで、逆に文字メインのSNSに疎く、それを知っていた、密かに男を狙っていた別の女が、二人を別れさせようとして、悩んだ挙げ句バレる危険を承知で文字メインSNSで二人の悪評を拡散した
今にも暗礁に乗り上げそうなカメオとウミコの恋。
それは、ラテミが悩み抜いた挙句、危険を承知で選んだ結果だった。
ラテミとウミコは親友で、ラテミはカメオに対して密かに思いを寄せていたが、先にウミコがカメオに告白し、二人は付き合い始めた。
ラテミは二人の恋を表向きは祝福したが、カメオをウミコに奪われたような思いは日に日に募っていった。
そこでラテミは、悩んだ挙げ句、二人の根も葉もない悪い噂を、文字投稿中心のSNSで流し始めた。
本当のことを書くとカメオはともかくウミコはラテミの親友なので、ラテミが拡散しているのではとウミコに疑われることを恐れ、あえて全くの嘘八百ばかり並べ立てた。
次第にカメオもウミコもSNS上で悪く言われるようになり、当の二人も互いの印象を悪くしていった。
カメオやウミコもSNSはやっていたが、ラテミと違って画像や動画がメインのSNSで、二人ともそれが特技といえるぐらいのインフルエンサーであったので、逆に文字メインのほうのSNSにはかなり疎く、カメオがウミコの、ウミコがカメオの悪い噂を半ば本気で信じ込むぐらいに拡散される頃には、発信源であるラテミを特定するのはもう不可能になっていたし、そもそも発信源が文字メインSNSであるということ自体、二人にはなかなか分からなかった。
具体的には「食レポインフルエンサーのカメカメハオーは不味かった店では画像を投稿せず代わりに店先でツバを吐いて去っている」「自撮りインフルエンサーの海幸は整形に一億円かけている」などで、どれも事実無根。
ウミコからもカメオからもバレて嫌われる危険を承知でこんなことをしたラテミの明日は、どっちだ?