今にも暗礁に乗り上げそうな二人の恋。
それは、女が悩み抜いた挙句、危険を承知で選んだ結果だった。
後悔はしていない。
でもこんな危険を冒すことになったのは、二人にある特技があったからというのだが、なぜだろう。
*Q6 セルフリサイクルです。
転載元: 「【悩みますか?リサイクル】some to throw, some to make a diamond ring」 作者: gattabianca (Cindy) URL: https://www.cindythink.com/puzzle/10090
*恋人の特技が水泳だったので、船長である女は、落ちた時に岩にぶつかって即死するような暗礁の側を狙った。自分の船の操縦技術を信じながら。
〜クルーザー上〜
「うわうわうわ。なんか揺れるよ?この船。大丈夫?」
「どうした?飲みすぎちゃったんじゃない?船は一旦この辺で止めとくから、甲板に出たら?」
チャポーン
ゴツッ
(よしよし 危険を冒してここまで来た甲斐があったな。まあギリギリ暗礁には乗ってないから、私の操縦技術があればなんとか抜けられるってもんよ。)
*百人一首 その九十二【わがそでは しほひにみえぬ おきのいしの ひとこそしらね かわくまもなし】からのinspireです。