不眠症に悩む男が口にした「逆さ男」という謎の存在。
そいつは電柱の影から、いつも彼を覗き見ているらしい。
一体なぜ?
*主人公に質問して、理由を推理してください。
なお、主人公は問題文の「不眠症に悩む男」ではありません。
*YES/NOで答えられない質問もできます。
*展開によっては、ヘルプキャラが登場する可能性もあります。
*Q2 kUmaさんのリサイクルです。
転載元: 「【悩みますか?リサイクル】Madre mía, ¿cómo se hace para tanta conexión? 」 作者: gattabianca (Cindy) URL: https://www.cindythink.com/puzzle/10070
男はまだ幼い子ども。
少し時代のかった古い日本家屋に、母と祖父母と暮らしている。
天井は木の板でできている。
その模様はちょうど人のように見える…問題文の、逆さ男のように。
男はその模様が人に見えて恐ろしく感じ、眠れなくなってしまったのである。
主人公の精神科医は、その男の悩みを、「幻覚や妄想」だと捉えて悩んでいた。
他の精神症状がなく、その年齢にしては不可思議な症状であるためである。
なお、患者は主人公の愛息である。
今は、別れた妻が引き取っている。
主人公と妻子が一緒に暮らしていたのは都心のタワマン。
主人公自身が生まれ育った家も都会のデザイナーズハウス。
木の模様が人影に見えるなんて経験は、親子共々したことがなかった。
その先入観もあったのだろう。
「せんせーって新築のタワマンお住まいですよね?」
「せや。美也ちゃんならいつでもウェルカムやで♡」
「…前の奥様のお宅はお屋敷町の伝統ある日本家屋と聞いています」
「(なんで知ってるんや)ああ、あんなんやけど結構ええとこのお嬢やからな。それがどないしたん?」
「うちも東灘の山手にある古い洋館なんですけどね、小さい頃、壁の大理石とか天井のマホガニーとかドレーパリーのベルベットとかの模様が人の顔やおばけや虫に見えて怖かったりしたんです。せんせーはそんな経験なかったんですか?」
「あー…そんなんはなかったな…」
「子どもは想像力が豊かですからね。誰でもそんなん見えます。せんせーは、ガチの大人の幻覚妄想の患者さんばかり診てるから、ついそういう目で見ちゃったんじゃありません?」
「そないな簡単なことやったか…」