飲んだコーヒーがとてもまずかったので女は感激した。
女の味覚が今までもこれからも正常であるとするなら一体どういうこと?
転載元: 「まずいコーヒー」 作者: 裏庭🐓🐓2 (Cindy) URL: https://www.cindythink.com/puzzle/10048
自分で初めて淹れたコーヒーがとてもまずかったので淹れ方次第でこんなにも味が変わるという奥深さに感激した。
何となく入った喫茶店で初めて飲んでみたコーヒーにはまった女は馴染みになった店のマスターに「試しにご自身で淹れてみませんか?」と言われたことをきっかけに自分でコーヒーを淹れてみた。
せっかく教わったのにややせっかちな女の性格が出たような急いで淹れたコーヒーははじめ砂糖を流し込みたくなるほど渋く、ついで思わずえづくほどの酸っぱさがやって来るという散々なものだった。
それでも女は「プロの人みたいに上手に淹れればあれだけ美味しくなるし下手ならしっかりまずいんだ、これはすごい!」と感激していた。