清亀探偵事務所には『霊魂課』があった。その課には、占い師と霊媒師がいた。占い師は占った人物が犯人かそうでないか、霊媒師は霊と話すことができた。これは、そんな探偵事務所に舞い込んだある事件の話。
『…助けてくださーい…』
霊媒師が霊の声を聞いた。『…僕、他の誰かに殺されたんですけど、自殺ってことにされかけてて…』
何者かに殺されてしまった亀尾さん、彼の無念を晴らすことができるか…。そして、真犯人を捕まえることができるのか…。
捕まえる条件:
・犯人が誰か
・凶器は何か
・殺害場所
※占う際は【占】、亀尾さんと話しときは【霊】、捜査上誰かから話を聞く場合は【喋】、結論を出す場合は【縄】とお願いします
転載元: 「占い師と霊媒師」 作者: ワタるん (Cindy) URL: https://www.cindythink.com/puzzle/10034
縄代警部「お前に令状が出てる!署まで同行願おうか!」
その後、亀尾さんの友人…兎宮さんは殺人の容疑で逮捕された。その後の調べにより亀尾さんの兄から大量の睡眠薬…『エタナルミン』を購入していたことが発覚。亀尾さんの兄は知らず知らずのうちに弟の死の原因を作ってしまったことを深く後悔していた。兎宮さんには10年の懲役の判決が下された。これは、亀尾さん本人の意向だ。
『…僕が悪いこと言って、それで殺されるとは思ってなかったです。でも、元は悪い人じゃないんです…』その言葉を最後に、亀尾さんは消えていった。兎宮さんに希望を残して…。