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寡黙な転入生

[ウミガメのスープ]

夏休み前に転入してきたカメコはとても寡黙で、クラスメイトに話しかけられても無言でいることが多く、馴染めずにいた。

しかし、クラスメイトのお誕生日会に参加した後からは、カメコは人が変わったように饒舌になり、無事にクラスに馴染むことができた。

お誕生日会で、いったい何があったのだろう?


出題者:
出題時間: 2025年3月16日 20:05
解決時間: 2025年3月16日 20:56
© 2025 アメミヤ 作者から明示的に許可をもらわない限り、あなたはこの問題を複製・転載・改変することはできません。
転載元: 「寡黙な転入生」 作者: アメミヤ (Cindy) URL: https://www.cindythink.com/puzzle/10269
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[簡易解説]

異星人であるカメコは、嘘がつけない性格のため、身バレを恐れて会話の輪に入れずにいた。
しかし、扇風機で宇宙人ごっこをしていた級友を目撃し、「地球に宇宙人ごっこという遊びがあるのなら、ありのまま正直に話しても冗談と受け止めてもらえるのではないか」と思い積極的に話せるようになったのだ。


とある星から派遣された正直者の異星人・カメコは、転入先の学校で困っていた。

嘘がつけない性格のため、クラスメイトたちに「どこから来たの?」「どんな食べ物が好き?」「趣味は?」などと聞かれても適当に答えることもできず無言になってしまうのだ。

そんな折、夏休み期間中のお誕生日会で、カメコはある光景を目撃した。
扇風機に向かって「我々は宇宙人だ」と叫ぶクラスメイトの姿だ。

「みんな、何してるの?」
「遊びだよー、冗談みたいなものだけど……我々は宇宙人だ〜って。私達は地球人だけど、広い目で見たらそうだし、嘘じゃないよね。」
「……うん!」

それ以降、カメコはどんな質問に対しても正直に答え、みんなは冗談と受け止め宇宙人キャラが定着し、カメコ自身もそれを受け入れ……無事にクラスの輪に溶け込むことができたのだ。

めでたし。


出題者:
参加するには または してください
パトロン:
アシカ人参
と 匿名パトロン 3 名
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Cindy